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16.06.22

南三陸町歌津 ウニ畜養に係るノルウェー飼料配合技術の使用契約を締結

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これまでカストン社の協力により取り組んできた、南三陸町歌津のウニの畜養プロジェクトが次の展開に入りました。
2016年6月22日に、歌津漁協にて、カストン社および水産飼料製造の日本農産工業(横浜市)とウニの飼料配合技術を移管する使用契約が結ばれました。
来月には、日本農産工業の職員がノルウェーに渡り、ノフィマ国立研究機関より飼料の精製技術の提供を受け、順調に日本国内での生産体制が整えば、秋頃には約500キロを生産し、今年中にも販売が始められる見通しとなっている。
蓄養を行う大きな目的は、高級ウニの安定供給と磯焼け対策による砂漠化の進む藻場の再生の二つ。アメリカ、オーストラリア、ノルウェーをはじめ、世界各国で深刻化する磯焼けを解消できれば、社会的意義が大きいプロジェクトになる。
被災地から世界に対して水産業の復活を発信してほしい。
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カテゴリー:ノルウェーに学ぶ水産業   投稿日:16.06.30