昨年5月に農林中央金庫は、オランダ協同組織金融機関のラボバンクと食品・農業関連金融分野を主とした戦略的提携が交わされました。
その提携に基づいて、農林中央金庫、農林中金総合研究所、ラボバンク、ワーヘニンゲン大学との共催でセミナーが開催されました。
セミナーのテーマは、「「農業の競争力を強化する産学官連携の取組み」〜オランダと日本の経験から〜」です。
オランダ農業が強い競争力を生み出している背景には、「産学官連携によるフードバレー」の存在があります。
セミナーでは、スピード感のある変化に強いノベーション、金融機関が持つコーディネート力、技術革新と人材育成を支える大学の役割などについてオランダの現状をお話いただきました。
日 時:平成28年6月13日(月) 13:30~16:30
会 場:フクラシア東京ステーション(東京駅日本橋口:朝日生命大手町ビル)
テ ー マ:『農業の競争力を強化する産学官連携の取組み~オランダと日本の経験から~』
主 催:農林中央金庫、農林中金総合研究所、ラボバンク(蘭)、ワーヘニンゲン大学(蘭)
プログラム
テーマ解題
宮部和幸氏(日本大学生物資源科学部教授)
基調講演1
「オランダ農業を支える産官学連携〜ワーヘニンゲン大学の役割〜」
Dr.Jos Verstegen氏(ワーヘニンゲン大学リサーチセンター農業経済研究所主任研究員)
基調講演2
「オランダ農業の産官学連携の実践事例」
Mr.Dirk-Jan Kennes氏(ラボバンク食農リサーチ部門ファームインプットチーム グローバルストラテジスト)
基調講演3
「日本農業の産官学連携の取り組みの現状と課題」
菱沼義久氏(農林水産省農林水産技術会議事務局総合企画部長)
パネルディスカッション
講演者
田上政輝氏(アグリリンクテクノロジー)